【文化史・民俗学】 | |
良妻賢母の世界 ―近代日本女性史― 仙波千枝著 A5判上製カバー 214頁 定価 :7,500円+税 978-4-87449-092-1 C1021 2008年刊 在庫有 書評・読書新聞で取り上げられました。書評へ▼ |
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「良妻賢母」の多様性を描く明治期の女たち 「良妻賢母」が美徳とされた明治という時代に、抑圧・疎外された存在であるというイメージにとらわれることなく、自ら生きる場を築き、自己実現を果たそうとした女性の多様な姿を描き出す |
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【著者プロフィール】 | |
仙波 千枝(せんば ちえ) 1966年山口県に生まれる。 1992年筑波大学第二学群日本語日本文化学類卒業、1994年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退、2006年北海学園大学大学院研究科博士(後期)課程終了。 博士(文学) 現在 ホーチミン市師範大学内G・H・S南学日本語クラス講師 |
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【主要目次】 | |
第一章 「女学」の雑誌の登場 第一節 「婦女改良」――欧化主義の時代に 第二節 日本の「女学」を求めて 第三節 女子教育の発展の中で 第二章 女子教育における試み 第一節 女学校の寄宿舎 第二節 裁縫を学ぶということ 第三節 女子職業学校――「一芸の士」の育成 第三章 家庭の担い手 第一節 一家団欒をめぐり 第二節 「家庭の趣味」としての園芸 第三節 「生活難」の中で 第四章 女を描く ――『女学世界』読者の営み 第一節 雑誌を読む女 第二節 「寄書」に込めた思い 第三節 「良妻賢母」の日常 終 章 「良妻賢母」を描く |
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