【考古民俗叢書】
骨角器の研究
   縄文篇T・縄文篇U
  
金子浩昌・ 忍沢成視著
  
  縄文篇T   品切れ
   A5判上製/410頁
   4-87449-122-7
 縄文篇U  在庫有 
  
A5判上製/404頁  定価:本体9,500円+税
   4-877449-123-5

 1986年刊
  
【内容紹介】

【縄文篇T】
 先史時代の人びとの生活を豊かにした重要な素材である骨角類の研究成果を集大成したもので、項目ごとに基本形態分類図・分類表を付して、ハンドブック的要素も備えた、わが国最初の骨角器の研究書。

【縄文篇U】
 地域別に集計した「遺跡別内組集計表」並びに遺跡別に集計した「主要骨角器機種別集成図」を掲載し、分類・系統・編年に言及した論文・報告文を紹介。戦後の骨角器研究の成果と課題を懇切に解き明かす。

【著者プロフィール】

金子浩昌(かねこ ひろまさ)
1931年 東京都に生まる
1957年 早稲田大学大学院史学専攻修士課程終了
現在 早稲田大学教育学部構師
主著 動物の骨が語る世界(共編)貝塚の獣骨の知識狩猟対象と技術 他

忍沢成視(おしざわなるみ)
1962年 東京都に生まる
1984年 早稲田大学教育学部卒業
現在早稲田大学大学院考古学専攻
主著 骨角器の実測「考占実測の技法」所収
西広貝塚第四次凋査(共著)他

                         (出版当時)
【主要目次】

骨角器研究U
縄文時代遺跡地域区分
器種別内組成集計表
 生産用具
 装飾・呪術用具
遺跡別組成表
 生産用具
 装飾・呪術用具
 未詳品
 破片資料
主要骨角器器種別集成図-
 生産用具
 装飾・呪術用具
結論


U戦後骨角器研究の成果と問題点
V縄文時代骨角器の構成と地域性
 1表にみる地域別構成
 2生産用具にみる地域性
 3装飾・呪術用具にみる地域性
 4骨角器にみる地域性
W骨角器研究の今後の課題
 1骨角器の形態的変化と編年
 2骨角器研究における素材と技術論
 3骨角器における機能用途論
 4骨角器の分布
文献目録(追補)
地域別
分類別
あとがき

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