【アジア文化叢書】
西南中国伝統生産工具図録

        
渡部 武/渡部 順子 著

A5判上製 385頁
定価:本体9,000円+税
ISBN4-87449-171-5  C3039

2000年刊行
在庫有
  
【内容紹介】

西南中国は生産工具の宝庫である。日本ではすでに失われて久しい、農・工・漁具が今も人々の暮らしの中で生きている。多くの少数民族が住む雲南から四川へ・・・。道具を訪ねる旅は、人の暮らしの原点を訪ねる旅であった。4年間にわたる調査の実績を豊富な図と写真で語る生活道具資料。
【著者プロフィール】

渡部 武(わたべ たけし)
1943年東京都生 早稲出大学大学院文学研究科博士課程修了,安田学園高等学校教諭を経て、現在は東海大学文学部教授、専門は中国文化史、主な著作に「四民月令一漢代の歳時と農事一』(平凡社)、『画像が語る中国の古代』(同)、『雲南少数民族伝統生産工具図録』(慶友社)、『雲南の生活と技術』(共著、同)『四川の考占と民俗』などが、また翻訳に『中国農書が語る2100年』(思索社)、『中国古代農業博物誌考』『中国農業の伝統と現代』『中国大豆栽培史』(ともに農文協)などがある

渡部 順子(わたべ じゅんこ)
1945年愛媛県生 武蔵野美術短期大学専攻科卒業 在学中、生活活文化研究会に所属し、民俗学者宮本常一先生の教えを受ける。その後専門学校とワークショップ等で織る・編む・組むの技法を学ぶ。専門は糸による造形。著書に『雲南の生活と技術』(共著、慶友社》がある。現在は杉野学園非常勤講師。
【主要目次】

序・・・・・・・・・・・・・・・・クリスシャン・ダニエルス
はじめに
第一章  池周辺の漢族と花苗の村
第二章  すぐれた織物技術を伝える徳宏地区
  (調査ノート)景頗族とB族の織物
第三章 海湖畔の白族の村
第四章 麗江地方納西族の伝統農具
第五章 瀘沽湖畔の諸民族の生産工具
第六章 高地の中甸地方に暮らす蔵族
第七章 ・楼のある羌族の村
西南中国伝統生産工具スケッチ説明

タイ文化圏の中のラオス―物質文化・言語・民族―
   新谷忠彦・クリスチャン・ダニエルス・園江満(編)
    A5版上製 404頁 定価:本体9,000円+税
  【関連書の紹介】 黄金の四角地帯―シャン文化圏の歴史・言語・民俗
 新谷忠彦著
 A5判上製336頁 本体9000円


ラオス北部の環境と農耕技術―タイ文化圏における稲作の生態

 
園江 満著
 A5判上製 272頁 本体8000円


四川の伝統文化と生活技術

 
C・ダニエルス/渡部 武編
 A5判 468頁 本体13,000円


雲南少数民族伝統生産工具図録
 渡部 武著
 A5判上製264頁 本体8000円


雲南の生活と技術
 C・ダニエルス/渡部 武編
 A5判上製320頁 本体9800円


中国四川農村の家族と婚姻―長江上流域の文化人類学的研究
  蕭 紅 燕 著
  A5判上製437頁 本体10000円



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