【文化史・民俗学】
かごしまの民具

鹿児島民具学会編


B5判上製 452頁
定価:本体14,563円+税
ISBN4-87449-216-9
 
1991年刊
在庫有
【内容紹介】

鹿児島は民具の宝庫である。ヤマト文化圏と琉球文化圏にまたがる鹿児島の民具には、その多様性において目を見張るものがある。本書では、数多い民具の中から、とくに鹿児島ならではの特徴を示す207点をとりあげて解説を試みている。日々の暮らしの中に今も生き生きと存在している民具を、農・衣・食・住・運搬・諸職・信仰・行事などの10項目にわけて紹介。鹿児島の人々の豊かな暮らしを浮き彫りにする。
【編者プロフィール】


鹿児島民具学会
は、暮らしや仕事、祭りの道具をとおして、鹿児島の伝統文化を考える研究会です。詳しくは学会のHPへ。

【主要目次】


農(ナガボ、クダ、メグイボ、マタグワ、タゲタ、ハッタングルマ、アサリグイなど)
衣(ウブキン、クズタナシ、ドンザ、カジュゲタ、など)
食(シオテゴ、セロ・コシキ、ナベブタ・シュウタ。ショケ、イシウス、ミソダイなど)
住(高倉(タカクラ)、イシブロ、カキ、カマゴヤなど)
漁(サシアミ、ウタセアミ、イスケ、フタツメガネ、など)
山(チョウナ、ゾウリンガマ、ヤマ、ヨビブエ、ツキアミなど)
運搬(ヒキャシムン、キンマ、バシャ、テゴ、カガイ、ハシなど)
諸職(アタバイ、タネバサミ、さつま焼、カマ、フネツクイドン、カッドンなど)
信仰(バトカン、ウッガン、シュゲンモクゾウ、カミギン・カミサージなど)
行事・他(ハッツズン、マドマツ、ウシメンなど)
モノを通して日本文化をさぐる

 
【関連書の紹介】 増補版 十五夜綱引の研究
  
小野重朗著
  A5判上製286頁
  定価:本体4000円+税 ISBN4-87449-155-3 
民具の伝承
   
小野重朗著
  A5判並製/302頁
  定価:本体4000円+税
 ISBN4-87449-157-X
九州の民家  有形文化の系譜(上)
   小野重朗著
  A5判並製/216頁
  定価:本体3000円+税 ISBN4-87449-156-1


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