【文化史・民俗学】 | |
神去来 石塚尊俊著 A5判上製 432頁 定価:本体6,000円 ISBN4-87449-223-1 C3039 1995年刊 在庫有 |
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陰暦十月を一般には神無月というが、出雲の国では神在月という。季節とともに去来する神々、残された様々な習俗の中に日本古来の信仰を見る |
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【著者プロフィール】 | |
石塚尊俊(いしづかたかとし) 1918年島根県生まれ。国学院大学大学院博士課程単位取得、文学博士。島根県教育委員会文化財主査。広島修道大学人文学部、大学院教授等。著書に「西日本諸神楽の研究」「鑪と刳舟」など。 |
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【主要目次】 | |
主な内容 歳時習俗の消長 正月/節分/彼岸/桃の節供/端午の節供/盆/神等去出/歳暮 近世の年中行事覚書 牛尾家の年中例式録/森広家の年始規式 隠岐島の年中行事 梗概/正月行事/春から夏へ/盆行事/秋から冬へ 島根半島の年中行事 家々の歳神祭り(歳神と歳神を祭る者・歳神を祭る設け・歳神祭の次第)/地区としての歳神祭り (歳神祠・頭屋・行事の次第)/歳神祭以外の正月行事(お日待・田植の神事・お的の神事・恵比 須祭り・龍神祭り) 出雲のオコナイ 梗概/美保関町雲津の頭屋行事/嘉島町片句の頭開き/松江市秋鹿の大行事/平田市塩津 のサバサバ行事/八雲村星上寺の大餅行事/八雲村田村神社の七日塔 歳神の滞留とその祭場 台所に祭る/納戸に祭る/ 納戸と米櫃/正月シメの場合 正月神の性格 年中行事の再生/年神と祖霊/正月と穀霊雛の節供と天神節 三月節供の問題点/天神像主 体の節供/菅公信仰の普及/天神信仰の源流 神在祭研究 三篇 いわゆる神送り・神迎え 神在祭研究史/送迎伝承の概観/分布状況による考察/留守神と早立ち神送迎伝承の背景 文献に見る神在月の神集い はしがき/神集い伝承の背景/佐太神祭の伝承/出雲大社への神集い/出雲大神の機能 出雲神在祭の成立 神在祭関係社/各社祭儀の概要/各社の繋がりと両大社の活動/神名火山の祭儀/出雲神在 祭の源流 掲載文解説 索引 |
【関連書の紹介】 | |
鑪と刳舟(たたらとくりぶね) 石塚尊俊著 A5判上製432頁 定価:本体6,000円+税 ISBN4-87449-224-X C3039 |
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季節の神々 西谷勝也著 A5判上製 204頁 定価:本体3398円+税 ISBN4-87449-102-2 1990年刊行 |
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