【考古民俗叢書】
民俗信仰日本の石敢當

 沖縄協会会長小玉正任著

A5判上製473頁 
定価:本体13,000円+税
ISBN4-87449-133-2 C3039 
 
2004年刊行
在庫僅少
「琉球新報」に書評が掲載されました。書評へ
  
【内容紹介】

石敢當は、15世紀ごろ中国から沖縄に伝来した魔除けの信仰で、人家の門口、道路脇や交差点の一角などに設置されている。沖縄を中心に29都道府県に分布している石敢當の詳細な調査報告とともに、起源・由来・設置場所・目的・形状・材質・碑銘などを文献史料にもとづき検証。
【著者プロフィール】

小玉正任(こだままさとう)
1925年、秋田県生まれ。東京文理科大学(現筑波大学)卒業。博士(文学)。元沖縄開発事務次官・国立公文書館長。現在、沖縄協会会長
【主要目次】
    
序 石敢當研究の視点
一 わが国における石敢當の現状
 わが国における石敢當の分布状況/北海道/東北/関東/中部/関西/中国/四国/九州/沖縄/小括

二 史料に基づく石敢當の由来の検証
 石敢當の起源をめぐる論議/中国の史料に記載されている石敢當/江戸時代中後期の資料に記載されている石敢當/小括

三 石敢當雑考
 幻の石敢當/石敢當の表記・読み方/史料にでている石敢當の造立・場所/活劇のヒーローは石敢か、陳誘か、沙守栄か/龍之介・歐外と石敢當/柳春蔭在此/『性源珠G』と紅葉文庫/史料の成書年の推定/辞典類に記載されている石敢當/現代中国の石敢當民話

終 総括および今後の課題と提言
参考文献・史料等一覧 




【関連書の紹介】
藁算
    ―琉球王朝時代の数の記録法―
 栗田文子編 工藤員功撮影

定価:本体4500円+税
A5判上製216頁写真159・図168
SBN4-87449-238-X C1039
2007年刊

「琉球新報」掲載書評

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