【文化史・民俗学】
品切れ 日本海漁業と漁船の系譜
 

赤羽正春著


A5判上製 296頁
定価:本体7300円+税
ISBN4-87449-227-4
1998年刊

【内容紹介】


従来、和船(棚板構造線)の研究は、弁財船を中心とし、各浜で使われていた小型棚板構造船については空白状態であった。本書は、北海道開発の移住船、北洋漁業に活躍した小型棚板構造船の技術的系譜を追及した基礎資料。
近世の始めに日本海に導入された幻の漁船、カワサキ船の実像に迫る。舟の構造や寸法はもちろん、その誕生の背景や、乗り手である「カワサキ衆」の生活などを追った、貴重な研究成果を公開。
【著者プロフィール】

赤羽 正春(あかばね まさはる)
1952年長野県生まれ。明治大学農学部卒業。明治学院大学大学院社会学研究科修士課程修了。日本民俗学会評議員
【主要目次】

第1章 幻のカワサキ船
第2章 明治・大正期日本海・オホーツク海の漁業開拓
第3章 日本海側の伝統造船
第4章 カワサキ船の誕生
第5章 鱈延縄漁法とカワサキ衆
第6章 カワサキ船と北海道開発
第7章 カワサキ船の寸法 

【関連書の紹介】 海浜生活の歴史と民俗
 田辺 悟著

  A5判上製 定価:本体13000円+税
  SBN4-87449-134-0 C3039
近世日本蜑人伝統の研究
    田辺 悟著 A5判上製334頁
   定価:本体6,500円+税 ISBN4-87449-088-3



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