【考古民俗叢書】
縄文のムラと住まい

       村田文夫著

A5判上製288頁写真7葉図50 
定価本体:3,500円+税
ISBN4-87449-135-9 C3021 

2006年刊行
在庫有
  
【内容紹介】

縄文人の生活風景が見えてくる

推薦(序より)

ユニークな縄文集落論と、独創的な柄鏡形住居論を核にして提起されてきた主張が凝集されている畢生の研究成果である。(立正大学教授 坂詰 秀一)

柄鏡形(敷石)住居址研究では好ライバルである山本暉久氏の検証論文の収録もきわめて興味深いことである。(名古屋大学名誉教授 渡辺 誠)

【著者プロフィール】

1943年神奈川県生まれ。1965年立正大学文学部史学科卒業。現在、立正大学講師
主要著書 『古代の南武蔵』・「墳墓・古代」(『歴史考古学の諸問題』)ほか
【主要目次】

T ムラと住まいの諸相
 一 縄文時代竪穴住居址をめぐる諸相
 二 関東地方における縄文時代前期の竪穴住居
 三 長野県棚畑遺跡縄文ムラの語り
 四 縄文集落研究をめぐる一視角
 五 雪国の長方形大形住居
 六 遺跡群調査の先駆的な試み
 七 縄文のムラと住まいに関する研究断想

U 柄鏡形住居址の展開
 一 縄文時代柄鏡形住居址考
 二 縄文時代柄鏡形住居址出現期研究をめぐる位置試論

V 縄文集落論の検証と遺跡行政
 一 村田文夫の縄文集落論を読む(山本 輝久)
 二 主体性をもった遺跡行政をめざして

参考文献


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