【マタギシリーズ】
マタギを追う旅
  
  ―ブナ林の狩りと生活

田口洋美著

A5判上製 240頁 
定価:本体3,800円+税
2刷
ISBN4-87449-169-3
1999年刊
在庫有
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【内容紹介】

記録映画撮影のために入った村で、山の掟に従いながら、四季を過ごすマタギの世界に魅入られた著者が、単なる調査では聞き出せない話や、狩りに同行しなければ分からない話を記録、現代マタギの姿を浮彫りにする。
【著者プロフィール】


田口洋美(たぐち ひろみ)
「狩猟文化研究所」代表。「ブナ林と狩人の会」主任幹事。東北芸術工科大学芸術学部歴史遺産学科・東北文化研究センター教授。

著書
越後三面山人記 マタギの自然観に習う 農山漁村文化協会, 1992.2
マタギ 森と狩人の記録 慶友社, 1994.4

【主要目次】

序 クマと人と

1981年秋〜
山に暮らす日々 ─新潟県岩船郡朝日村三面─
・三面とのかかわり
・降りしきる雪の中の暮らし
・狩りの季節
・ゼンマイ小屋の日々
・堀をめぐって
・川漁の夏
・深まりゆく秋の山で
・去りがたき三面


1984年春〜
クマ猟の谷 ─信濃秋山郷の狩りと暮らし─
・銃声の轟く谷
・信濃秋山郷
・クマ猟の季節
・穴グマ猟
・出グマ猟
・巻き狩


クマの腑分
・狩りの掟
・組と猟場
・クマ獲り文五郎
・秋山郷と秋田マタギ
・野性との対峙


1986年春〜
阿仁マタギ ─国境を越えた狩人たち─
・阿仁マタギ・クマ狩り同行記
・国境を越えた狩人たち


マタギ道考 ─秋田県阿仁マタギにおける出稼ぎ猟に関するノート─
・はじめに
・旅マタギの足跡
・マタギ道


むすび

【関連書の招介】 マタギ―消え行く山人の記録
  大田雄治
   本体3,000円  978-4-87449-165-2
マタギ―森と狩人の記録
  田口洋美著
   本体3,800円  978-4-87449-162-1
秋田マタギ聞書
   武藤鉄城
   本体 3,800円  978-4-87449-153-9
仙台マタギ鹿狩りの話
   毛利総七郎 只野 淳
    本体2,000円  4-87449-204-5

【読売新聞書評1999年刊行時】

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