【マタギシリーズ】
	仙台マタギ鹿狩りの話 　　 　毛利総七郎・只野淳著 四六判上製函入　136頁 定価：本体2,000円+税 4-87449-204-5 1997年刊行 在庫有
【内容紹介】
仙台マタギの本分は鹿狩りにあるとする著者が、白石片倉文書により、その祖片倉男猿・藩主の狩りについて考証。古老からの聞書きによって、仙台マタギの数多の興味深い逸話を生き生きと描写する。 筆者たちは、暇あるごとに山村や農村を探訪し、マタギや木地屋などの俗信や習俗の調査を中心に共同研究をなした。本書は郷土史研究上未知の部分が多かったマタギの伝承を収録した類例のない書。
【主要目次】

はじめに 第1話　マタギの二大流派 　　１　日光派「山達根本秘巻」 　　２　高野派秘巻 　　３　狩りの巻物（マタギ秘巻） 　　４　二荒山伝説 第２話　仙台青葉流マタギの発端 第３話　青葉流マタギの開祖田村男猿 　　１　田村家の人々 　　２　男猿の命名は陽徳院夫人 　　３　男猿のマタギぶり 　　４　青葉流マタギの名は忠宗公の命名 第４話　早継の鉄砲装備 第５話　仙台地方の磐三郎伝説 　　１　磐　神　岩 　　２　綱木大梅寺 　　３　山の寺立岩寺 　　４　磐司神楽 　　５　東海異郷録 　　６　鹿千供養塚及び鹿二千供養塚 　　７　山の神社奉納のマタギ絵馬 　　８　山の神社磐司の木像 　　９　山の神のお産

第６話　鹿笛のこと 　　１　鹿寄せの笛 　　２　鹿笛大鷹銘の由来 　　３　アイヌの鹿笛 　　４　バチュラー博士の解説 　　５　南方熊楠翁の説 　　６　俳聖芭蕉翁書翰の鹿笛 第７話　仙台藩主の鹿狩り 第８話　マタギの俗信と鹿まつり 第９話　オコゼの話 第10話　こぼれ話 　　１　熊の話 　　２　猿の知恵 　　３　鹿 　　４　雪女との出会い 　　５　アナグマ狩りの話 　　６　俄猟師の大失敗の巻 　　７　雪中兎のダンス 第11話　資料『狩詞記』と『狩言葉』 おわりに

【関連書の招介】

マタギ―消え行く山人の記録 　　大田雄治 　　　本体3,000円　 978-4-87449-165-2 マタギを追う旅―ブナ林の狩りと生活 　　 田口洋美 　　　本体 3,800円　 978-4-87449-169-0 マタギ―森と狩人の記録 <BR> 　　田口洋美著<BR> 　　　本体3,800円　 978-4-87449-162-1 秋田マタギ聞書 　 　武藤鉄城 　　　本体 3,800円　 978-4-87449-153-9

◆ＴＯＰへ　◆ 新刊案内　　◆近刊案内   ◆書名検索　  ◆常備店　　◆注文について