【博物館学】
博物館学入門
  
  ―地域博物館学の提唱

金山 喜昭 著

定価:本体2,800円+税
A5判並製 254頁
ISBN4-87449-234-7 C1037

2003年刊行
在庫有
【内容紹介】

博物館・美術館の学芸員、学芸員を目指す学生、地域振興に携わる行政・企業・一般の方々にも!!

博物館は、「もの」で語る心の歴史である。
それゆえ生涯学習社会において、博物館は地域住民にますます必要になりつつある。
本書は、これからの博物館のあるべき姿を提唱している。博物館の社会的役割を地域住民と共に考え、その実践活動を通じて、未来につながる「人づくり」「まちづくり」に言及している。
【著者プロフィール】

金山 喜昭

1954年千葉県生まれ。國學院大學卒業。博士(歴史学)。法政大学キャリアデザイン学部助教授。著書『地域博物館のソーシャル・マーケティング戦略』『日本の博物館史』他
【主要目次】

第一部 博物館と博物館学
 1博物館とは
 2博物館の分類
 3博物館学と地域博物館学

第二部 地域博物館史
 1戦前の郷土室と郷土博物館
 2戦後の地域博物館

第三部 地域博物館の現状と展望
 1地域博物館とは
 2地域博物館の見解
 3地域博物館とその社会的背景
 4地域博物館のパラダイムの転換
 5地域博物館の課題

第四部 地域博物館資料論
 1博物館資料の全体像
 2一次資料と二次資料
 3コレクションの種類と性格

第五部 地域博物館機能論
 1収集
 2整理・保管
 3調査研究
 4教育普及

第六部 地域博物館と学校の連携・融合
 1「総合的な学習の時間」と「博学連携」
 2歴史学習の実践活動
 3五感にふれる展覧会「親子で親しむ文化財展」
 4博物館の主体性の確立

第七部 地域博物館と住民・学校・行政の
  連携による新しい地域文化づくり
 1特別展「よみがえる山中直治童謡の世界」
 2博物館と学校の連携
 3地域内に連携の輪が広がる
 4住民活動としての山中直治の童謡普及活動

第八部 博物館と現代社会
 1地震災害と博物館
 2博物館と情報公開
 3前期旧石器問題と博物館の対応

参考資料
 1博物館学に関する主要文献
 2博物館法関係法規

索 引
 【関連書の紹介】 博物館学Q&A −博物館・美術館のウラ・オモテ
  
清水久夫著 
続博物館学Q&A −博物館・美術館のウラ・オモテ2
  
清水久夫著 
日本の博物館史
  
金山喜昭著
博物館学特論
  ―博物館と考古学の接点を求め
  
 
鷹野光行著
A5判 並製 212頁
定価:本体2,800円+税
978-4-87449-244-4  C10370

2010年5月刊行

 ◆TOPへ ◆ 新刊案内  ◆近刊案内   ◆書名検索   ◆常備店  ◆注文について